学習文化を持つ
あなたは今、どんなことを学んでいますか?
- 仕事のこと
- 趣味のこと
- 学校での勉強
- 料理
- スポーツ
- 語学
- 資格試験
- コミュニケーション
- 心理学
- その他
たくさんの学びがある中で、何か理由があって今の学びを選んでいると思います。
いま何かを学び続けている人には、「学ぶ」こと自体に、とても大きな価値を感じているかもしれません。
一方で、なかなか学べる環境がない人もいます。
時間がない。忙しい。子供の面倒を見ないといけない、親の介護がある・・・
社会人になると、特に意識しなければ、学ぶこととの距離が遠くなってきますよね。
つまり、自分から学ぼうとする意識がないと、なかなか自分自身の学習文化を築くことは難しくなります。
今回は、私たち独自の「学習文化を持つ」という内容のお話です。
学ぶ目的
大学や専門学校や高校を卒業して、学ぶことを終了してしまう人もいます。
学ぶことを卒業しているんですね。
4年で大学を卒業すれば、一生仕事ができるだけの知識をすべて習得できると安心する時代は、とっくに過ぎ去っているかもしれません。
また、一般的な企業内研修では、ほとんどの従業員は研修の目的を理解していません。
ただ参加しているだけで、教えられていることに興味を持っていないのです。
実は、知識を伝えるだけの研修や講義は、問題解決の役には立たないのです。
重要なことは、習得した知識をどう使ってどのような成果を達成するのか。
学びを知識に変えるのではなく、学びを行動につなげましょう。
ジム・ローン(起業家・作家)
どちらを選ぶか
新しいことを学び始めようとする時、または学ぶ必要に迫られた時、人は、自分自身の自己肯定感が試されるようになります。
どいういうことか。
新しいことを学ぶことにはリスクがついてきます。
たくさんの時間が奪われるかもしれません。
お金もかかるかもしれません。
自分の理解力の低さを、誰かに知られるかもしれません。
不安や恐れもあるなか、人によっては、新しく学ぶ必要に迫られると4つの反応がよく出てきます。
- 何かに責任転嫁する
- 誰かに責任転嫁する
- できない自分に責任転嫁する
- 過去のトラウマに責任転嫁する
面白いように、これらの反応は出てきます。
もう自分はだいぶん年をとったし、学ぶ年齢ではないというのは、「年齢」という「何か」に責任を転嫁しています。
私のクライアントで60代や70代の人がいますが、彼ら彼女らは、どん欲に最初から自己肯定感を学ばれて、修得されて仕事やプライベートで成果を出しています。
学ぶのに年齢は関係ありませんよね。
ヘンリー・フォードはこう言っています。
20歳であろうが、80歳であろうが、学ぶことを止めてしまった人は年老いる。
学び続ける人はいつまでも若い。
ヘンリー・フォード
大切なことは、学ぶことに対して「興味」を持つことです。
これが出来るようになったら・・・・・ワクワク。
これを学びことによって・・・・・ドキドキ。
というように、自分の「興味」と「学び」をくっつけるです。
自分が学ばない理由や、学べない理由を作るのか、それとも、前向きに当事者意識を持って自分自身の学習文化を作っていくのか、これこそが自己肯定感によって左右されます。
あなたはどちらを選びますか?
成果にフォーカスする
最後に重要なことをお伝えします。
どうして学ぶのか?
この答えはいくつも正解があります。
その中でも、オススメの考え方があります。
それは、「成果を出すために学ぶ」という考え方です。
ちなみに、「結果」と「成果」とは意味が異なります。
結果には、良い結果も悪い結果も含まれますが、成果には、良い結果しか含まれません。
そして成果には、私たち自身の「目標」が含まれます。
では、成果にフォーカスされなくなるとどうなるでしょうか?
なかなか思ったような結果(成果)が出なかったり、何のために学んでいるんだろうと目的を見失ってしまいます。
重要なことは、私たちは、自分自身の成果にフォーカスすることです。
成果にフォーカスすることが、指針となり、道に迷わず、さらに自分らしさを手に入れることが出来るようになります。
いかがでしたでしょうか?
今回は、自己肯定感の観点からの「学問のススメ」でした。
なるべく分かりやすく、シンプルに表現したいんですけれど、難しい文章になっているかもしれませんね。
そこは、私が「学ぶ」ところですね!
では、また次回に。
賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり
福沢諭吉
自分自身の学習文化を持つ3つのポイント
- 成果にフォーカスする
- 興味(ワクワクドキドキ)ある学びをする
- 前向きに当事者意識を持って学ぶ