鎖につながれたゾウ
ラポールシリーズを更新中ですが、今日は別のお話をします。
「サーカスのゾウ」
サーカスに連れてこらえれた子ゾウは、いつも脚を鎖でつながれていました。
小ゾウは自由に歩こうとしますが、鎖が邪魔で自由に歩くことが出来ませんでした。
鎖を切ることもできず、何度も失敗するうちに逃げられないと諦(あきら)めてしまいます。
時がたち、大人になったゾウは力強くなっており鎖を引きちぎることは十分出来ますが、「鎖を切ることはできない」と諦めてしまっているので、鎖を切ろうともしません。
これは私たち人間にも当てはまることがあります。
自由を奪っている鎖
私たちにも何百という鎖がつながれています。
鎖は安定感を好みますが、変化や不安定を嫌います。
子供の頃や大人になってから、試してできなかったことが、ずっと「出来ないこと」と思い込んでいるのではないでしょうか?
変われない人の特徴は
- 「自分なんて無理」
- 「どうせ自分なんか」
- 「自分はできない」
という思い込みをずっと大切に持っています。
これこそがゾウにつながれたいる鎖ではないでしょうか?
これらの鎖が、歩ける範囲が限られたゾウのように、変われない人にたくさんの限界をつくりあげ、変われない人の人生をつくっているのです。
ゾウの話を思い出してください。
大きくなったゾウはもう鎖を切る力をもっているのです。
変われない人も、自分を縛り付けている鎖を切って変われるようになる力を持っています。
しかし、「そんなの自分にできる訳ないじゃん」「怖い」「どうせ自分なんて」「だってこれが普通でしょう」「お母さんが言ってたもん」「失敗したら恥ずかしい」「世間の目がある」などの思いから、鎖を切ろうとしません。
むしろ鎖を大切に持っています。
世の中には3つのタイプの人がいます。
- 変われる人
- 変われない人
- もともと変わる気がない人
今日の記事で書かれていることは、「変われない人」の話です。
ここで大切なことは、「変われない人」は鎖を切ることで「変われる人」になるということです。
しかも鎖を切るように一瞬でです。
運命が決まるのは、あなたが決断する瞬間なのだ。
アンソニー・ロビンズ
- 自分なんて無理
- どうせ自分なんか
- 自分はできない
- みんなそう言ってるよ
- 変わることが怖い
- だってこれが普通でしょう
- お母さんが言ってたもん
- テレビで言ってたし・・・
- 大学を卒業するのは当たり前でしょう
- 目立ってはいけない
- 自分を犠牲にするのは当然
- 容姿が良くなければモテない
- 女性から話しかけるのなんて絶対にダメ
- 偽善者と思われたくない
- 失敗して恥ずかしい思いはしたくない
- 自分になんて価値なんかない
- お金がないから何もできない
- そんな余裕ない
- もっと若かったらできるけど・・・
- もういいんだ
- 世間の目がある
- 経験がない
- 自信がない
あなたは鎖を切ることも出来るし、鎖の責任にすることも出来ます。
人生において我々が囚(とら)われている鎖は、我々が生み出したものに他ならない。
チャールズ・ディケンズ
自分がどんな鎖につながれているかを知る。
その鎖を切ることがあなたのブレイクスルー(突破口)になる。