あなたは種を蒔けてますか?
絵は大好きな画家ミレーの「種をまく人」です。
私の中の種を蒔(ま)くイメージです。
さて今日は雨ですが、いかがお過ごしですか?
だんだん寒さもましになってきて、春の気持ちの良い季節になってきていますね。
春、夏、秋、冬、それぞれの表情がありますが、あなたはどの季節が好きですか?
私はどの季節も好きですが、とりわけ冬が好きです。
冬の凛(りん)とした空気感が好きです。
それでは、今日はビジネスコンサルタントやビジネスコーチングでお話する、春夏秋冬の考え方をお伝えします。
もちろん、ビジネス以外にも自己肯定感を高めることにもつながります。
春夏秋冬の考え方ですが、大まかに
冬は「準備する時期」
春は「種をまく時期」
夏は「成長する時期」
秋は「収穫する時期」
と考えてみてください。
新たなビジネスを立ち上げたり、準備する時期が冬の時期です。
この場合の「冬」は暦(こよみ)のうえの冬という意味ではありません。
季節の「冬」ではなく、この考え方の「冬」です。
成長カーブの話の「導入期」を「冬」と形容しているだけです。
ビジネスに投資したり、システムをつくりあげたり、人材教育にあたるのが春の時期です。
そして、ビジネスがぐんぐん成長していくのが夏の時期。
そのビジネスから成果を得られるのが秋の時期になります。
この春夏秋冬で私が特に大切にしている時期があります。
それは、春です。
ほとんどの人は春の時期にビジネスや人や自分自身に投資することをためらいます。
多くの人は、じゅうぶんなお金を得てから、投資しようと考えます。
すごく普通で常識的な考え方ですね。
しかし、ビジネスには非常識さが必要なんです。
この春の時期にできる限りのことをビジネスや人や自分自身に投資するのです。
そうすると、春にたくさんの良質な種をまくことで、夏で大きく育ち、秋の収穫量が大きくなります。
ほとんどの人は、春の時期の種をじゅうぶんに蒔(ま)けていないのが現状です。
だから夏で成長しても、春のときに種をじゅうぶんに蒔けていないから、秋の収穫の時期に少ない収穫量になるのです。
これが春の時期に精一杯に種をたくさん蒔いた人と、蒔けなかった人との決定的な違いになります。
自分自身に投資する
あなたが変わろうと決心したり、計画をたてたりするのが冬だとしたら、あなたが自分自身に投資することが春の種まきになります。
あなたはどうやって自分自身に投資しますか?
この場合の「投資」とは、株式や不動産などの投資ではなく、あなた自身の成長や進歩や成果につながるための投じるリソース(資産)のことです。
つまり、あなたの大切な時間、大切なお金、大切な労力がリソースになります。
あなたが美容師のアシスタントだったなら、徹底的に技術を磨かれるのも種まきになりますよね。
先輩の技術を盗むこともできれば、今なら動画で学ぶこともできます。
あなたが人と話す仕事に携わっているのなら、コミュニケーションやラポールを学ぶことで、さらにレベルアップされるでしょう。
あなたが自己肯定感を高めたいのなら、このブログを徹底的に読んで実践すれば必ず高まるでしょう。
大切なのは、中途半端な投資ではなく、思い切り投資することなんです。
あなたの大切な時間、大切なお金、大切な労力をあなた自身のためになることに注ぐのです。
そうすれば夏の時期に大きく成長していき、秋の時期の収穫のときに大きな成果を得ることができるでしょう。
春の種を下さずんば、秋の実りいかに得ん
弘法大師 空海
行動の種をまけば、習慣を収穫する。
習慣の種をまけば、人格を収穫する。
人格の種をまけば、運命を収穫する。
ジェームズ・アレン
あなたはどんな種を撒いていますか?
これから蒔いてみたい種は何ですか?
あなた自身のためになることに種を蒔く。
あなたの大切な時間、大切なお金、大切な労力を中途半端ではなく、思い切り投資する。