トランスフォーメーション
こんにちは。
今日は「変革」についてお話します。
変革とはTransformation(トランスフォーメーション)と言います。
人は成長していくと、やがて変革します。
つまり変革とは別の次元に行くということです。
少しイラストを使って説明しますね。
階段を1段ずつのぼることを「ステップアップ」、もしくは「成長」と言います。
昨日できなかったことが今ではできるようになった、これは成長ですよね。
先月までワクワクすることを考ても1つも出てこなかったのに、今ではワクワクすることが7つも出てきた、これも成長です。
料理のカテゴリーが増えた、これも成長です。
今までコミュニケーションでラポールの存在すら知らなかったのに、今ではミラーリングや傾聴が得意になっている、これも成長です。
こうして人は、階段をのぼっていく、つまり成長していくのです。
そして、階段をのぼり続けると、いずれそこにはドアがあります。
こんな感じ・・・。
このドアを開けてドアの中に入ると、今まで見てきた世界が変わって見えます。
つまり、別世界(別次元)に入ったということです。
会社で昇進をすることは変革ではありません。
会社を辞めて独立することは、変革になります。
今までとは見える世界がまったく異なってきます。
恋人と付き合うことは変革ではありません。
恋人と結婚したり家族を持つことは変革になります。
瞑想を毎日することは成長であり、僧侶になることは変革になります。
自己肯定感が高まり続けると、やがて低いときとは異なる別の世界に入ります。
悪口は必要ではなくなり、むしろ距離をおきたくなる。
起きた出来事に反応的になるのではなく、意味づけをするようになります。
彼らは自分たちの惨めな状態に文句を言うかもしれないが、そうした状態を本当に変革しようとはしない。まるで彼らは奇跡を待っているかのようだ。
マルコム・X
現代における革命的とも言える大発見は、人間が心の内面のあり方を変えることによって、その外面をも変革しうることだ。
ウィリアム・ジェームズ
今日の記事を読まれたあなたは、「変革」の概念ができたと思います。
あなたは今までで何度も変革を経験されてきたと思います。
どのような変革でしょうか?
あなたなりの階段とドア、そしてドアの先に広がっている世界はどうだったかを振り返ってみてくださいね。
ではまた明日!
成長と変革の構造を知る。
今まで経験してきた変革を振り返る。