タルムード
ユダヤ人は子供の頃から、人と違うことをすることが大切であると教えられます。
人と同じではなく、人と違うこと、つまり「個性」を大切にしています。
ユダヤ人には、タルムードという古くから伝えられているストーリーがあります。
日本人の感覚からすると、童話に近いかもしれません。
タルムードのストーリー(物語)には、いくつも叡智(えいち)があり、リスクや自己投資を大切にしている物語に出会います。
そこには「人と同じようにしなければならない」というような考えはなく、むしろその逆で、「個性を大切にする」という考え方があります。
映画監督、アーティスト、起業家、経営者、投資家、ミュージシャン、俳優、ノーベル賞受賞者、科学者など世界中で活躍しているユダヤ人は「個性」を大切にしていると思います。
「人と違うこと」を良いふうに受け入れる
私たちは「人と違うことよりも、同じである方がいい」という「価値観」に大きく影響を受けていることがあります。
少数の意見よりも大多数の意見を信じがちになってしまいます。
内容よりも数の多さや「みんなと同じ」の方に向かいがちです。
詳しくは、昨日の記事の「多数決」を見てください。
「人と違うこと」を良いふうに自分自身が認めることによって、自己肯定感は高まります。
そこに、「自分自身を認める」というものがあるからです。
世間にはいろいろなモデルがあります。
「塾通いをしながら進学高に行き、良い大学を出て、良い会社に就職する。」これも1つのモデルです。
「大学は出ていないけど、積極的に勉強して、自分のやりたいことにフォーカスする。」これも1つのモデルです。
大切なのは、自分の軸で、自分の価値観をもって、自分で決めるということです。
親や学校や友達や世間の価値観より、あなたの価値観の方がはるかに大きいのです。
他者の価値観 < 自分の価値観
人の言うことが気になるかもしれません。
その気持ちも分かります。
でも、つねに他者の価値観 < 自分の価値観
の価値観を持ち続けてください。
あなたの人生を生きているのはあなたです。
人と違うところも、あなたなりに良いふうに受け入れてください。
今すぐ思い浮かべてくださいね!
「人と違うこと」を自分自身が認めることによって、自己肯定感は高まる。