ミッションを書く
こんにちは。
ではさっそく昨日の続きでミッションの作り方の内容をお伝えします。
ポイントを振り返りますね。
- 自分自身にエネルギーを与えてくれるミッションにする
- ミッションに大きいも小さいもない
- 自分のミッションを好きになり、ワクワクすること
- ミッションは進化するものです(変えてもいい)
- ミッションを動詞にする
- ミッションを出来るだけ具体的にする
- 自分の強み(得意なこと)やリソースを使う
新たなポイントとして、ミッションを出来るだけ具体的にするというものがあります。
実は、私は一瞬で良いミッションか悪いミッションかを判断できます。
つまり、役に立ちやすいミッションか役に立つのが難しいミッションかを見抜けます。
悪いミッションに共通して言えることは
- 抽象的で分かりにくいミッション
- 動詞になっていない
- 義務的なミッション
- おそらくワクワクしないミッション
- 本人がミッションを好きになっていない
- 苦手なこと(弱み)をミッションにしている
これらのポイントを見て気づかれた人もいるかもしれませんが、ミッションのポイントの逆をいっています。
ミッションのポイントを抑えられていないのです。
それから、自分の強み(得意なこと)やリソースを活用できるミッションにするといいです。
これは絶対に必要という訳ではありませんが、なるべく強みを使った方が良いミッションになりやすいです。
自分の強みを知らない人は、パスしてください。
苦手はことをしていなければ、大丈夫ですので。
さて、ミッションを書く準備はできましたか?
自分の人生の選択を他人に任せるとしたら、それは生きているのではなく、ただ「依存」しているだけに過ぎません。
ロイス・クルーガー
「考えること」で脳内で起きていること
さて、これらのポイントを踏まえてあなたのミッションを作ってみてください。
紙や手帳やノートのどれかに書いてください。
ここでミッションを書けない人もいると思います。
なぜかというと、私は自己肯定感コーチングでクライアントがミッションをなかなか書けない場面を何人も見ています。
ミッションをなかなか書けない原因の1つが、自己肯定感の低さです。
ミッションは究極の話
「自分はどう生きていきたいのか」
「自分はどうなりたいのか」
ということを自分自身に問いかけています。
ここで邪魔をするのが自己肯定感の低さです。
自分自身に問いかける前に、または問いかけた後に次のような心の声が出てきます。
- 「どうせ自分なんて・・・」
- 「結局、いつも失敗するし・・・」
- 「人に笑われたくないし・・・」
- 「自分で考えることなんて出来ないし・・・」
- 「誰かの責任に出来ないし・・・」
- 「ミッションなんかで変わるわけないし・・・」
その声に向き合って、もしこのような感情が出てきたら、感情にフタをせずに、「自分は今、こんな気持になっているんだ。」と思うだけでいいです。
そして自分が今後、どんな人生を歩みたいのかを考えてみてください。
知ってもらいたいことは、あなたはミッションを作ることが目的ではありません。
ミッションを通して自己肯定感を高めることが目的なんです。
このブログを読まれてミッションを作られる人もいますし、先延ばしにして作らない人もいると思います。
私がコーチングしていると、最初はミッションを作ることが難しい人は多いです。
でも少ししたらみなさんミッションは作られますし、新たなミッションを作ってもらっても、そのときは作るのが(自分自身と向き合うのが)上手くなっています。
自分自身と向き合っている時間が多いことで、脳の中であることが起こっています。
それは「主体的な脳神経」同士がつながり始めているのです。
自己肯定感を高めるポイントは、「自分自身と向き合うこと」によって、主体的な脳神経を刺激し、ニューロンと他のニューロンをシナプスでつなげていくことです。
大胆な目標を設定することを恐れてはいけません。目標はあなたの想像力をかきたて、成長をもたらかしてくれるのですから。
ロイス・クルーガー
ミッションを作るとき、本来はフィードバックがあればより深く考えることができますし、テンポも良くなります。
一人で考えたい人は一人で。
家族や友達や同僚に、聞き役になってもらうのもいいと思います。
その場合の注意点として、信頼できる人であり、あなたの言うことを否定しないということは必須条件です。
そして「相談」ではなく「単なる聞き役」に徹してもらってくださいね。
あなたがどんなミッションを作るのか、楽しみです。
あなた自身が抑え込んでいる思いを解き放つのに、ミッションが役に立ちますように。
そして、お気に入りのミッションを手に入れられますように。
どんな洗練された大人の中にも、外に出たくてしょうがない小さな子どもがいる。
ウォルト・ディズニー
あなたがワクワクして気に入ったミッションを作る。
ミッションのポイントを参考にしながら自分自身と向き合う時間を増やす。